Vol.826
先日、私が住んでいる広島市佐伯区五日市で、お祭り『夜市』が行われました^ – ^ 私は3年ほど前から、広島市佐伯区の五日市商工会青年部(45歳以下の経営者もしくは後継者の集まりです。)に入っていますので、青年部で毎年『夜市』にお店を出店しております。
もちろん、先日も青年部でお店を出店しました!毎年、子供達を対象にしたくじ引きや射的、輪投げなどをするのですが、その景品のおもちゃで人気が高かったのが、、、
この『光るメガネ!!』笑
ほら、なんとな〜く、楽しい感じ(パリピな感じ!)に見えてきませんか!?
TPOを考える
商品やサービスを売る時って、よく【TPO】を考えろ!って言われます。まぁ、販売だけでなく、様々な場面で考慮しなければならないことですよね^ – ^ このTPOとは、
●「T」はタイム=時間。つまり、売る時間を考えろということ。
●「P」はプレイス=場所。つまり、売る場所を考えろということ。
●「O」はオケィション=場合(オポチュニティ=機会といわれることもある。)。つまり、売る場合を考えろということ。
例えば、先ほどの『光るメガネ』。あれがおもちゃ屋さんに普通においてあったとしても、おそらく子供達は買ったりしません。なぜなら、
◇明るい時間帯では目立たない=時間が悪い
◇おもちゃ屋さんに来る子供達は年齢が低いので、興味を持たない=場所が悪い
◇普通におもちゃ屋さんにあっても、楽しい感じがしない=場合が悪い
となるからです。逆に夜のお祭りなんかにあると、暗い時間帯で、そのメガネをしていたら目立つし、中学生ぐらいの子供達でも、浴衣とか甚兵衛を着ながら友達と一緒にメガネをしていると、ちょっと楽しい気分になります。
こんなふうに、あなたの商品・サービスを売る時も【TPO】をしっかり考えなければなりません。
何から改善していくか?
で、この【TPO】の話を企業計画作成セミナーなどで計画作成のためのツールとしてお話しすると、休憩中の時間やセミナー終了後に、
「うちのお店は『場所』が悪いと思うのですが、今から移転しようと思ってもそんなのは無理です。そういう場合はどうしたらいいんでしょうか?」
と相談に来られる方がいらっしゃいます。
お気持ちはわからなくもないですが、
どうして1つのことにイチャモンをつけて、直せるところを直そうとしないのですか?
私は先のような質問をして来られた方には、このように聞き直すことがあります。飲食店や小売店の場合、確かに『場所』の問題は大きです。ですが、『場所』のせいにして何も変えないのは、もっと愚かなことです。
例えば、
◇売る時間帯を変えてみる=これまでより、1時間長く営業してみるとか、昼間の営業を始めるなど。
◇売るパターンを変えてみる=売り出すものを変えたりする。
といったことであれば、すぐにできます。そう、必ずあなたにもすぐに取り掛かって、その効果を測定できることが必ずあるはずです。
できることから少しずつ
何かを売る時、別にお金をかけなくてもできることはたくさんあります。このようにブログをするのも一つの手です。現代社会はそういう意味でいうと、非常に恵まれています。そのようなすぐにできることをしないのに、なんでも周りのせいにするのはよくありません。
経営者であるあなたにできることは、「考えて行動すること」。
その際の「考える」っていうところで、どうしてもどうやって考えればいいのかわからないから、そのためのツールとして【TPO】というものがあるわけです。
さぁ、これを読んだあなたはどうしますか!?
→ツールをうまく使って、できるところからやる!?
→今までと同じ!?
選ぶのはあなたです!!
向上心創出コンサルタント
滝原雄太でした。
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