コンサルティング

参加者が大満足するこれからのセミナーのやり方

オンラインセミナーとリアルセミナーのハイブリッド

コロナの影響もあり、リアルセミナーのみでは開催ができたりできなかったりする。しかしながら、やはりリアルセミナーの良さもあるから、これからリアルセミナーも考えている方もいらっしゃると思う。

ビジョン・コンサル,WEBセミナー

相談等はオンラインがものすごく増えました。

 

これだけオンラインでのやりとりが当たり前になりつつある中、コロナが終息した後も、必ずと言っていいほど、オンラインでの開催も同時に行う必要があると私は考えている。おそらく、セミナーを主催したり、セミナー講師をされている方は、このオンラインとオフラインのハイブリッドで行うことを考えられているのでは無いだろうか?

そこで、課題として出てくるのが、①オンライン開催のための技術的な課題と②オンラインとオフラインの両方の参加者に同じように満足してもらうためには?という2つの課題が見えてくる。

そこで、今回は、リアル参加者・オンライン参加者の両方が満足していただけるセミナーにするにはどうすればいいのか?についてお伝えしようと思う。

①オンラインの技術的な問題について

リアルセミナーを開催している際に、同時にオンラインで配信するには、技術的な問題が出てくる。ただ、一口に『技術的な問題』といっても1)通信(ネットワーク)上の問題2)オンラインの管理の問題の2つに分かれる。

1)通信(ネットワーク)上の問題は、非常に分かりやすいものであるが、Wi-Fi環境等で、通信障害が出たり、講師の話が聞こえなかったりするという問題である。

電波障害

こちらに関しては、スマホ等での通信も安く・通信容量も増えてきているし、レンタルWi-Fiなども安く借りることができる。

※レンタルWi-Fiの料金
ネットで調べると、1日あたり500円〜1,000円程度で利用できるようになっている。通信速度もそれなりのスピードなので、会場によっては事前に借りておくことをおすすめする。
『レンタルWi-Fi』と検索すると、各種サイトが出てくるので、ご興味があれば一度ご覧になって見て欲しい。

ということで、そこまで深刻な課題ではないが、ハイブリッド開催の際の最大の課題は、

2)オンラインの管理の問題

である。

これまでブログなどに書いたことはないが、この2)オンラインの管理の問題に対して適切に対応することが、オンライン参加者に満足していただくために非常に重要なポイントある。この管理とはどういうことかというと、参加人数が増えるごとに、オンラインの管理する人間が複数必要になるということ。

私自身のイメージとしては、参加者が30人〜100人だと管理者1人、参加者100人〜200人だと管理者2人、とだいたい100人増えるごとに管理の人間を増やした方がいいと思っている。あと、講師が全く管理等ができないのであれば、+1人で考えた方がいい。

これは、一体どういうことかというと、オンラインの場合、参加者がちゃんと参加してくれているかどうか?わからない人はいないか?これを講師と一緒に見張る必要がある。さらに、重要になってくるのは音の問題!オンラインで参加している人が周囲の雑音などを入れると、他の参加者に迷惑になったりする。

どうしてもオンラインでの参加人数が増えると、講師だけでは対応することが難しくなる。だからこそ、セミナーを主催する側としては、参加人数をどれぐらい見込んでいるのか?で、オンラインを管理する人間をどれぐらいつけるべきか?を判断してほしい。

このようなちょっとしたことであるが、それらをしっかりと管理することで、満足度が確実に向上する。

参加者全員に満足していただくために

リアルセミナーと同時開催の場合、セミナー講師はどちらの参加者にも気を配る必要があるが、一番注意して欲しいことは、『リアル会場がしっかり盛り上がっていることをオンライン参加者に伝える』ということ。

コロナ前はセミナーってこんな感じでしたね!

なぜこのようなことを言うのか?というと、オンライン参加者は基本的に一人で参加しているため、なかなか熱が伝わりにくい。また、画面をオフにして全く聞いてない方もいらっしゃる。

そのような時に、しっかりとリアル会場が盛り上がっていること、そして、そのリアル会場の方々の声が聞けることが、オンライン参加者への刺激になるからだ。

おそらく、テレビやネットという確かに目に見えているが、実はそこには無いものというのは、人間にとってすごく退屈なものなのだと思う。私自身、専門家でもなんでも無いし、そういった研究をしているわけでは無いので、確実なことは言えないが、ネットが普及して、いろんなものを見ているとそう感じる。

例えば、テレビにしてもそうである。確かに目の前で自分の目には映っているが、実際に目の前にあるわけではないものである。このテレビに関しても、CMになったらチャンネルを変えたりするし、つけっぱなしということがザラにある。

だからこそ、テレビ番組というのは、人を惹きつけるために様々な仕掛けをしている。これは、YouTubeとか、このブログなどでも同じである。

私の場合、読書が好きなのでよく本を読むのだが、本の場合は、基本的に淡々と活字があるだけであるが、そんなにすぐに飽きたりはしない。この辺が目に映っているようで、実はそうではないものとの違いのような気がする。

と、えらく中身が難しくなってきたが!!オンラインの参加者がいる場合、セミナー講師はリアルとオンラインのどちらの参加者にも気を配らなくてはならない

これは実はすごく大変なことである。セミナー講師として、これまで会場の参加者の顔を見つつ、パワーポイントなどで作ったスライドの説明を臨機応変に考えていけばよかったものを、プラスしてオンライン参加者の状況まで把握する必要があるからだ。

だからこそ、オンラインの管理というものが重要になってくる。

一つ、具体的なやり方の例を出すと、リアル会場のスクリーンなどにオンラインの状況などが映し出すやり方がある。

これはすごく一体感が出る。なにせオンラインの参加者は画面上にちゃんと自分の顔が映っているとすごく嬉しいし、他からどう見られているのか?を意識することができる。

また、リアル会場に参加している方は、オンラインでの参加者を見て、リアル参加での良さや参加しているセミナーへの関心の高さなどを知ることができる。

そこで、リアル参加者・オンライン参加者が同時にチャットなどを利用してやりとりしているものが映ったりするとすごくおもしろい。

このような人が映ってる画面が会場スクリーンに出ると面白い

ぜひともこれからセミナーを行っていく方は、このブログでお伝えしたポイントを活かして、しっかりとセミナーに参加した方々に満足していただけるよう、がんばっていただきたい。

最後に、主催者・講師はしっかりと準備していかなければならない。が!セミナーではトラブルがつきもの!そういったトラブルがあっても、それを感じさせないぐらいに満足のいくものにすれば大丈夫!!自信を持って頑張って欲しい。

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