最近、コロナもあって大体やりとりを行うのがWEB。私の場合、zoom(ズーム)の利用が圧倒的に多いが、時々Google meet(グーグルミート)も使ったりする。写真みたいに1対1でやりとりする際や各種セミナーなんかもほとんどがzoom開催。
きっとあなたもこのコロナ禍で、こうやってWEBでいろんなセミナーを受講していることだと思う。
そんなセミナー!で、今弊社の方が力を入れいるのが、先日、キックオフ会を行ったオンラインサロン『シマコンバレー』。
※シマコンバレーについて詳しく知りたい方は下記をクリック!
もちろん、このオンラインサロンは、全国・全世界からメンバーを募っているので、必然的にオンラインでの開催が主になる。また、来月も企画をしているので、気になる方は下記のメルマガにご登録を!!
オンラインセミナーが日常化?
このオンラインでのやりとり、もちろん弊社でも積極的に利用している。なんといっても、『時間と距離』の壁を取っ払ってしまうすばらしいものだからだ。少し例を挙げると、
- わざわざ時間をかけて車や公共交通機関を使って移動する必要がなくなった(距離の壁がなくなる)
- 時間になればすぐに入ることができるので、待ち時間なども有効に活用できる(時間の壁がなくなる)
時間の壁ってもっともっと突き詰めれば、2倍速や3倍速・・・なんてイメージを持たれるかもしれないが、今回の意味では、これまで無駄にしてきた時間がより効率化するというぐらいの意味で使っている。
こんなふうに、いいことだらけのオンライン化。ますます進んでいくように思えるが、実は私はそう思っていない。
なにせオンライン化が進むということは、
- 出張がなくなる
- 出会いがなくなる
という2つの大きなデメリットがあるからだ。
1.出張がなくなるって?
いやいや滝原さん、出張がなくなるのはどちらかといえばいいことじゃないですか!無駄な経費も削ることができ、かつ時間だって効率的になる。会社にとっても本人にとってもすごくいいと思いますよ!!
確かに、そういった側面があり、それがオンライン化の最大のメリットでもある。しかしながら、裏を返せば、貴重な外に出る時間がなくなるということ。
オンラインってすごくいいように感じるが、結局会社や家から外に出なくなるということ。もちろん、コロナのこともあるから、今現在あまり出歩くのは良くないかもしれない。しかしながら、コロナが落ち着いた後もそのように巣ごもり状態が日常化する形になると刺激がなくなる!
出張ってある意味、行く人にとってみればいろんな刺激を受ける絶好の機会。例えば、田舎から都会に行けば都会のいろんな刺激(例えば電車の多さや人混み、いろんな広告やビルなど)をたくさん受ける。そのような刺激を受けることで、都会にあるビジネスチャンスに気付いたりする。もちろん、これとは逆に都会から田舎に行く場合だって同じ。便利さや不便さを感じ取って、そこに人生の意義やビジネスチャンス、新しいアイディアがあるのだから。
少し話は逸れるが、最近、大学の授業は全てオンラインなのだそう。Macを考えたスティーブ・ジョブズもFacebookを立ち上げたマークザッカーバーグも本当に多くの起業家が、大学という素晴らしい空間の中にいたからこそ、アイディアの種が生まれ、それがビジネスに発展していったのに、大学に行けないんじゃ意味がない。今の学生さんたちは本当にかわいそうだ。
2.出会いがなくなる??
オンラインの難しいところは、同じセミナーの受講者と名刺交換ができないこと。
先日のとあるオンライン研修会で、たまたま一緒になったメンバーがいたのだが、名刺などの交換ができないことから、Facebookをやっているか尋ねてみた。幸いにもメンバー全員がやっていたのでオンライン研修会終了後、Facebookの友達申請をしようと検索したら・・・
全く出てこない!
SNSでもなりすましや詐欺まがいのアカウントなどが増えていることから、アカウントの制限している方が多い。それもあったり、SNSでも簡単には検索できないようにもなっているのかもしれない。
ということで、本当に繋がりが持てず、すごく残念である。
リアルであれば、名刺などでメールのやりとりを行ったりできるから、後々繋がることはできたりする。そういう意味で、オンラインっていうのは、単に参加するだけのつまらないものになってしまう危険性がある。
今後、オンライン上で名刺交換するようなアプリというかソフトなどがどんどん出てくると思うが、やはりこういった出会いに関してはリアルに限る!
リアルにこだわり続ける
弊社も今後ともオンラインの良さを十分に理解し、かつそれも最大限利用していこうとは思う。が!!弊社としてはそれでもリアルにこだわり続けて行く。ただ、時代の流れというものがあるのは当然であるし、今後もコロナ以外のウイルスなども十分に考えられることから、オンラインもちゃんとやっていかなければならない。
そこで、セミナー主催者としては、次のような点に気をつけて行くと良い。
参加者に主体性・積極性を持っていただくために、
- 定期的に体を画面上で動かしてもらう。
- ビデオはできる限りオン!で参加してもらう。
- お互いの繋がりを作るため、できるだけグループセッション(4〜6名)を行う。
- 参加者に話をしてもらう、難しければチャットで。
このように、今後はリアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド形式のセミナーや研修が増えていく。受講する側も、その時々の状況を考え、より自身のスキルやビジネス感覚を効率的に成長させることができるようになる。だからこそ、セミナーなどの参加者や参加頻度が上がって行くと思う。
ぜひ、セミナーを主催しようとか、やってみよう!と考えいらっしゃる方は、今回のブログを参考に、ご自身の環境を整えていって欲しい。
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