コロナで大変
多くの事業者さんが長引くコロナの影響で、今後の集客について悩まれている。
もちろん、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置下の都道府県では、営業ができない状態があったりして、そもそも経済自体が回っていないパターンもある。こういった状況に対しては、国や地方公共団体の方でも、月次支援金や各種助成金、補助金などでできる限りの対応をしている。
もちろん、今目の前のキャッシュについての話も重要であるが、今回は、『コロナによって集客方法が従来とどう変化するのか?』について話をしたいと思う。
変化した集客方法??
まずは、結論から申し上げる。
コロナ禍でも集客方法は変わってはいないので、アフターコロナでも集客方法は変わらない。
これが私自身の導き出した答えである。
確かに、zoomやGoogle meetなどのウェブ会議システムが急速に普及し、これまでのようなリアルでの会議やセミナーなどは減った。どうしても感染拡大防止の観点から、人との接触を控える必要があり、そういった観点から集客方法も変わったかのように思える。
しかしながら、私自身が『集客方法は変わってない!』と考える理由は3つある。
1.コロナ以前から集客方法は変化していた。
少しだけ思い出していただきたい。コロナ以前の2019年までのこと。FacebookやInstagramといったSNSが台頭し、顧客とのつながり方がこれまでとは一変した。ネットで検索をすれば、Facebook集客やインスタ集客、LINEを使った集客方法など、以前とは全く違う形での顧客アプローチがどんどん出てきたのを覚えていらっしゃるだろうか??
つまりは、コロナで騒ぐ以前から、集客のやり方は変化していたわけで、コロナによってそれがほとんどの業種に強制的に訪れただけなのである。
2.顧客の流れは不変。
集客から購買、そしてリピートまでの流れについては、いろんな見解があるが、弊社では下記の図のような形で一連の流れを考えている。
どれだけ世の中が発展しようとも、商品・サービスを販売するプロセスは変わらない。単に一つひとつの項目におけるツールなどが変化していくだけなのである。
このように考えれば、基本的に集客についての考え方は変わらないし、現在のあなたのビジネスにおける見込客に対してどのようにアプローチするか?だけの問題だということが理解できると思う。
3.人はなかなか変われない。
コロナという未曾有のウイルスとして世間というかマスコミは騒ぎに騒いでおり、政府・地方公共団体もその対応に追われ、またそれらの騒ぎをうまく利用しようと画策しているのが見て取れる。そういった中、テレワークなどが2020年からすごく流行った!?と思われがちだ。
でも、少し落ち着いて考えてみてほしい。ここでいくつかの質問に対して頭の中で考えてみてほしい。
あなたの周りで、テレワークをしている人はどれぐらいいるだろうか?
そもそもテレワークをしている人の職業はなんだろうか?
朝や夕方の通勤ラッシュは減っただろうか?
お店や公共施設などでは、対応する人が減っただろうか?
そもそも、国会や地方公共団体の議会では、テレワークをしているだろうか?
そう、ほとんどの企業、ほとんどの場所、ほとんどの事でコロナがあったとはいえ、変化していない!わけである。
テレワークを行っている人は、そこまで増えていないし、そもそもテレワークをしている人ってもともとネット関係やシステム関係の仕事をしていたから、出社する意味があまりなかった方ばかり。(弊社も似たようなものです^^;)
2020年の緊急事態宣言下では、通勤ラッシュなどが減ったが、今では以前と変わりない感じに戻ってる。
もちろん、お店に行っても、公共施設に行っても今まで通りちゃんと人はいるし、オーダー方法とかがタブレットを利用して注文するだけに変わっただけ。
国会や地方議会は今でも、どんな時でも集まってやってる!(笑)
だ・か・ら!!
システムは変えられても、人ってすぐには変わらない!
ということです。
本当に集客方法は変わらない?
上記のような理由から、コロナ禍であっても、コロナ後であっても集客方法は基本的に変わりません。結局は社会の中で人がどう変わるか?がポイントになるわけです。
だからこそ、ビジネスマンであるあなたに考えておいて欲しいことは、変化に敏感になること!コロナは関係なく、基本をしっかりと抑えた上で、その基本の中で、さまざまなツールがどのように変化していっているのか!?を考えることです。
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